3月21日は春分の日
(春分の日はその年で変わります)
その前後6日間を入れた7日間を「お彼岸」といい
今日から彼岸の入りに入ります。
お彼岸は、春と秋の2回あります。
此岸と彼岸
仏教では、お彼岸のこの時期は、
太陽が真西に沈むので「極楽に通じやすい」とされ、
西の彼方に住む阿弥陀仏にお参りし、
先祖の霊を供養するのがふさわしいと考えられています。
一方、わたしたちが暮らしているこの世を“此岸(しがん)”といい、
唯一、あの世の“彼岸”に近づく方法として、お墓参りがあるんだそうです。
お墓参りは日本独特の習慣
日本には仏教よりも前に神道というものがあり、
神羅万象すべてのものに神様が宿るという自然崇拝の考え方が根付いていたそうです。
農耕民族の日本人は、種まきの春には豊作を願い、収穫の秋には豊穣を神様に感謝する習慣があります。
自然信仰とご先祖様への感謝という考えが結び付いて、春分の日・秋分の日に先祖供養を行うようになったと考えられているようです。
出展:https://syukatsulabo.jp/grave/article/5630
お墓参りはお彼岸の期間である7日間のうちの、都合のいい日に行かれるといいでしょう。
お墓参りと先祖供養
お墓詣りといえば、
お彼岸やお盆くらいしか行かないという人は多いと思います。
しかし運を上げたいと願うならば、
普段から思い立った時にも行ってみてください。
世の中には見えない力で動かされていると感じる現象が多々あります。
身近な見えない力はご先祖様の力です。
悩みがあったり、お願いしたいことがあったりした場合、
お墓参りをしてご先祖様に感謝の言葉を伝え、
一緒にお願い事もしてみてはいかがでしょう。
現在運が停滞気味の人は、ぜひお墓参りに行かれてください。
ご先祖様に感謝の言葉を述べ、お墓参りも済んで帰るころには
心もスッキリして晴れ晴れした気持ちになっていると思います。
個人の好きなものを飾ってあげる
秋のお彼岸の時期には、彼岸花が咲き乱れますが
春のお彼岸の頃に咲く花としてクリスマスローズがあります。
庭に咲いてるクリスマスローズの花を摘んで
飾ってみました。
恥ずかしそうにうつむき加減に咲く
クリスマスローズは亡くなった母が大好きだった花でした。
仏壇のない家や、お墓詣りもなかなかいけないという人も多くなりましたが
心の中でそっと手を合わせ、感謝の気持ちを述べ、
亡くなった身内や、大切な人の好きだったものに想いをはせてみてください。